只今タリン空港のロビー、ロンドン行きのフライトを待っているのですが、このようにインターネットにアクセスできています。タリン空港はラウンジのみならず一般エリアも含めて全体が無料WiFiエリアで、54mbpsと快速なインターネットが提供されています。前日は、隣国ラトビアの首都リーガからタリンに移動するバスの中でも高速無料WiFiが整備されていて、驚かされました。
今回訪ねるまで知らなかったのですが、実はエストニアは超IT先進国だったのです。
衝撃的なことに、エストニアは「憲法上の権利と同等にエストニア国民なら誰にでもインターネット・アクセスを保証する、という提案を承認している」国だそうなのです。確かにタリン市内を歩いても、「WiFi」や「@」というサインを数多く目にします。2005年には世界で初めて全国規模のインターネット選挙を実施しています。そして、世界中で利用されているskype、これはスウェーデン人とデンマーク人がタリンで開発したとのことなのです。
人口約135万人、面積は北海道の約60%しかない国で、いやむしろそのような国だからなのかもしれませんが、このような取り組みをしていることに感心しました。日本もたしか森喜朗内閣の頃だったでしょうか、「IT大国」化政策を打ち出していたような気がします。日本のIT環境はイギリスを含む多くのヨーロッパ諸国よりはずっと整備されていて、なかなかこの政策はうまく進展したと思っていたのですが・・・、エストニアには完敗のようです。
スゴイ!個人的にさらに調べてみたい場所です。
投稿情報: Onodera | 2010-06-07 21:19
>Onodera
おー、結構驚きでした。
是非調べてレポートしておくれ。
投稿情報: Shibuya | 2010-06-19 18:29